大豆と発酵食品が融合 「比叡ゆば本舗ゆば八」開発

「美味しい"生ゆばのみそ漬け"ができました」。今市町の『株式会社 比叡ゆば本舗ゆば八』が約半年をかけて新商品を開発した。太巻きのゆばを使った健康食品で3月初旬に守山工場などで発売した。

近年の健康志向の高まりを受けてゆばと発酵食品であるみそとのコラボに着目、漬物メーカー「やまじょう」(湖南市)とタイアップし昨年10月から開発を進めてきた。太巻き(幅約3㌢、長さ約11㌢)のゆばを使用し大豆の風味を強調した。みそ原料も滋賀県産にこだわり食べやすく、みそとの配合、漬け方などに工夫を凝らした。特にゆばの原料は大豆。イソフラボンというたんぱく質と脂質を含み"美容と健康"に良いとされる。

新商品は今年3月、東京の高島屋で開かれた「大近江展・30周年記念展」に出展し女性や高齢者らに好評を得たという。同社会長は「大豆はスーパーフードともいわれ発酵食品との融合でさらに栄養価を図った」と話す。『近江味噌漬け比叡ゆば』の商品名で1パック(70㌘入り)税込み648円。本店(大津市中央4丁目)、やまじょう店舗でも販売予定。

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