待機児童解消に向け保育士確保へ 「保育人材バンク」

会場で保育人材バンク制度を説明する市職員と相談する登録者たち
(播磨田町・モリーブセントラルコート)

保育現場で働きたい人に仕事を紹介する「保育人材バンク」の登録者を増やそうと播磨田町の商業施設「モリーブ」のセントラルコートで7月3日、啓発イベントが開かれた。訪れた保育士経験者ら55人が市の職員から説明を聞きこの制度に登録した。

守山市は待機児童が84人(平成30年4月現在)で、保育士を確保することで子どもの受け入れ枠を拡充させ待機児童を解消しようと、「守山市つなぐ保育人材バンク」を7月1日からスタートさせた。

「保育人材バンク」は、保育現場で働きたい求職者と、保育園や幼稚園、子ども園、放課後クラブなど求人事業者が事前に市へ登録し、就労条件を基に市の専任コーディネーターがマッチングを行う仕組み。保育士経験者の復帰を支援したり、資格が無くても保育補助者として働けるよう勧めたりもする。求職者は市内外問わず誰でも申請できる。市保育幼稚園課では月・火・木・金曜日の午前9時~午後3時に予約制で個別相談に応じている。

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