サイクリスト聖地碑が完成 第二なぎさ公園を“ビワイチ”起点に

聖地碑と同じポーズをとる田中セシルさん

守山市は4月6日、今浜町の第二なぎさ公園で"ビワイチ"起点のモニュメント「サイクリスト聖地碑」の除幕式と記念イベントを行った。聖地碑は琵琶湖を一望する風光明媚な公園に設けられ、サイクリストの心の安らぎを与える拠点地として注目を集めそうだ。

除幕式はビワイチを推進する県副知事の池永肇恵氏や宮本和宏市長。来賓に国土交通省琵琶湖河川事務所長・山口達也氏、県道路公社理事長・小笠原俊明氏、自転車メーカーの株式会社ジャイアント代表取締役・中村晃氏らも参加した。また碑のモデルとなった田中セシルさん(29)もサイクリング姿で花を添えた。

自然石の台座(高さ約1・2㍍)上のモニュメントはスポーツ自転車と片足を高く上げた新体操風ポーズのブロンズ像(高さ80㌢、横66㌢)で昨年9月、富山県高岡市の制作会社でつくっていた。国や県の補助金などを活用した。総工費約900万円。田中さんは「琵琶湖畔に私のモニュメントが設置されその出来栄えに感動した。女性をはじめ多くの人たちがここを起点に観光や健康づくりにサイクリングを楽しんでほしい」と話した。

この後、田中さんを先頭にジャイアント社の女性ら約40人が碑前をスタートし近江八幡市のラコリーナを往復する約30㌔を走った。

 

聖地碑に語りかける田中セシルさん

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