皮ごと食べれるあま~い完熟桃
幸津川町、マザーレイク桃源郷
幸津川町、もりやまフルーツランド内の「マザーレイク桃源郷」で、皮ごと食べられる甘い“完熟の白桃”が今年も収穫シーズンを迎え7月20日から直売され人気を呼んでいる。8月下旬まで販売される。
琵琶湖岸に広がる約6000平方㍍の桃畑には、大玉の「あかつき」をはじめ「中津白桃」「清水白桃」など9品種が有機栽培されている。好天続きと少雨が桃栽培に適してスクスクと成長し「今年は大玉の美味しい桃が育ちました」とオーナーの岩佐昭作さんはニッコリ微笑んだ。白桃といえば“桃太郎伝説”で有名な桃産地・岡山県だが、近年の地球温暖化の影響からか岡山県の気候が滋賀県に北上して良質の桃が収穫できるようになったという。
今年18年目の桃栽培に取り組む岩佐さん。農協時代は「モリヤマメロン」の開発者のひとり。今やメロンは守山の名産品となった。農協退職後、岩佐さんは桃に人生をかけ「桃をメロンのように守山の名産品にしよう」と桃の先進地へ研修に出掛けて、産み出したのが“皮ごと食べられる甘い完熟の桃”だった。果物や野菜類は完熟して味わうのが美味しく栄養価も高いなどメリットが多く、岩佐さんは栽培する桃はすべて直売にしているという。
フルーツランドでは7月29日ごろから「ぶどう」、8月10日ごろから「ナシ」を販売する予定。
●もりやまフルーツランド
http://www.moriyamayamamori.jp/spot/741